今週のイブニング
2005年 03月 24日
あれっ、イブニングって隔週刊だったっけ。まぁいいや。久しぶりに買ったからチラシの裏に書く感想を書きます。
昨日安野モヨコの「花とみつばち」をちらっと引き合いに出しちゃったから、「働きマン」についても書かねばなあと思ったのですがそれはまた後日に。個人的にはイブニング連載の「さくらん」のほうが「働きマン」より面白い。少なくとも私が安野モヨコに読ませてもらいたいのはこういうまんがです。
巻頭の新連載「浪速グラディエーター」、大阪が大阪民国になっちゃった!という設定はまたネットからパクっちゃったわね、と思ったけどそれ以前に登場人物の大阪弁がひどすぎます。リアル大阪人にブラッシュアップしてもらえば良いのに。こういう詰めが甘いと物語に入っていけないから、いきなり損してると思うんだけど。
菌が見えてしまう学生が主人公の農大まんが、「もやしもん」は初めて読んだけど面白いね。作者はかなりの菌萌えなんでしょうな。ただ、アフタヌーンに載ってたほうがじっくりコアなファンに愛でられるような気もするけど。
それにしても「クロ號」の淡々とした無常観が溢れる最終回… ねこ飼いとしては今後単行本の表紙を見ただけで涙ぐんでしまうような、フランダースの犬級の悲しさでした。うちにいるのが同じ黒猫だけに、久しぶりにまんがでマジ泣き。なんていうか、このひとのまんがは同じイブニングの後ろの方に載ってる「○犬Rocky」にしても、人間は動物と一緒に暮らして愛玩しているつもりでも、動物とは本質的に同じ生は生きられないし、動物の方が早く去ってしまうっていうせつなさが伝わって来るのですよね。
単純に「ねこカワイイ」という気分になりたいときは「チーズスイートホーム」で気分をアップさせればいいんだけどね。動物と暮らすこと、の精神面への影響は諸刃の剣。素人にはお薦めできない。
----
「電波男」に関連して、独身女サイドからの「読まずに脊髄反射で『キモっ!』」という以外の文を書こうと思ってるんですが、やっぱり酒井順子の「負け犬の遠吠え」読まないとダメですかねえ。いやだなぁ。印税落とすのヤだからブックオフで買おうかな。
昨日安野モヨコの「花とみつばち」をちらっと引き合いに出しちゃったから、「働きマン」についても書かねばなあと思ったのですがそれはまた後日に。個人的にはイブニング連載の「さくらん」のほうが「働きマン」より面白い。少なくとも私が安野モヨコに読ませてもらいたいのはこういうまんがです。
巻頭の新連載「浪速グラディエーター」、大阪が大阪民国になっちゃった!という設定はまたネットからパクっちゃったわね、と思ったけどそれ以前に登場人物の大阪弁がひどすぎます。リアル大阪人にブラッシュアップしてもらえば良いのに。こういう詰めが甘いと物語に入っていけないから、いきなり損してると思うんだけど。
菌が見えてしまう学生が主人公の農大まんが、「もやしもん」は初めて読んだけど面白いね。作者はかなりの菌萌えなんでしょうな。ただ、アフタヌーンに載ってたほうがじっくりコアなファンに愛でられるような気もするけど。
それにしても「クロ號」の淡々とした無常観が溢れる最終回… ねこ飼いとしては今後単行本の表紙を見ただけで涙ぐんでしまうような、フランダースの犬級の悲しさでした。うちにいるのが同じ黒猫だけに、久しぶりにまんがでマジ泣き。なんていうか、このひとのまんがは同じイブニングの後ろの方に載ってる「○犬Rocky」にしても、人間は動物と一緒に暮らして愛玩しているつもりでも、動物とは本質的に同じ生は生きられないし、動物の方が早く去ってしまうっていうせつなさが伝わって来るのですよね。
単純に「ねこカワイイ」という気分になりたいときは「チーズスイートホーム」で気分をアップさせればいいんだけどね。動物と暮らすこと、の精神面への影響は諸刃の剣。素人にはお薦めできない。
----
「電波男」に関連して、独身女サイドからの「読まずに脊髄反射で『キモっ!』」という以外の文を書こうと思ってるんですが、やっぱり酒井順子の「負け犬の遠吠え」読まないとダメですかねえ。いやだなぁ。印税落とすのヤだからブックオフで買おうかな。
by michelle_s
| 2005-03-24 10:17
| まんが