凡庸なるがままに。


by michelle_s
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なまごろしダヴィンチコード

 ダ・ヴィンチ・コード、会社の下にあるコンビニにまで上中下巻で置いてあった。大流行りすぎて今さら読むのもなんだか気が引ける、と思ってたら同僚が貸してくれた。それはいいけどひとまず上中だけ借りて、はやばやと読んでしまったので下巻まだかなー、と思ってたらその貸してくれる同僚が金曜日お休み。週末を生殺しの状態で過ごすことになった。
 3分の2読んだ感想。構成が上手い。ハラハラドキドキ系の場面転換がつながっていくので、こりゃ映画になりやすいわ、と思った。肝心の聖杯ネタの方は以外とトンデモ度が薄いっていうか訴訟にもなった種本「レンヌ・ル・シャトーの謎」のまんまでちょっと物足りない。これを読むとやっぱりウンベルト・エーコの「フーコーの振り子」を思い出すし、あのネタ自体の不気味さを堪能するために「振り子」を再読したくなった。簡単に言うと
ダヴィンチ:ストレスなくさらっと読める、活劇として面白い
振り子:所々読み返さないとわからないけどそこが深読みできて面白い
という違いがあるけど、まあ「ダ・ヴィンチ・コード」は万人向けのエンターテインメント作品だしね。あんまりテンプル騎士団が、とかのネタを詳しく掘り下げないで「ダヴィンチの作品にはこんなエピソードもあるよ!」と次々に見せて行くから取っ付きやすい。だからこそトンデモネタなのに大ベストセラーなんだろうなあ。
 というわけで、オカルトネタをもっと味わいたくなったので、下巻を貸してもらうまでの時間は久々に荒俣宏先生の「風水先生レイラインを行く」を読み返そうと思います。ダ・ヴィンチ・コードの「シオン修道会」とかの部分が面白かった方にはおすすめ。って今Amazon見てたらそれの小説版が「レックス・ムンディ」なのか。まだ読んでないからこれ読もう。
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by michelle_s | 2006-05-28 01:04 | チラシの裏